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チヌ釣り仕掛けの作り方!初心者でも分かりやすくフカセ釣りを解説!

こんにちは!

今回はチヌを釣るための仕掛けを紹介します!

海釣りフカセ釣りの入門といえばまずは、チヌ釣りから入る方も多いのではないでしょうか?

それでは紹介していきます!

チヌとは?

別名クロダイとも呼ばれており、その力強い引きは釣り人を魅了し、非常に人気のターゲットになります。

体長は平均30センチ~40センチで大きいサイズだとロクマルと呼ばれチヌ釣り師の憧れでもあります!

雑食性で、甲殻類や貝類、小魚などを捕食し、生息域は海から川まで幅広く、濁った川などにも生息しているため、様々な場所が釣るポイントになります。

また、よく似たキビレチヌが釣れることもありますが、見分け方として、キビレチヌはその名の通り、ヒレが黄色いのですぐに見分けがつきます。

生態

チヌは成長すると、オスからメスに性転換し、4歳以上になるとほとんどメスに変わると言われています。

北海道~九州南部まで海や川どこにでも生息しており、生息場所の環境に適応できるため、釣ろうと思えばオールシーズン狙えますが、春先~初夏にかけてが産卵期でこの時期は大物が狙えるため「のっこみ」と呼ばれ、チヌを狙うには絶好の時期になります。

【チヌ】フカセ釣り

仕掛けの例

 

 

竿

 

竿には長さと号数があり、一般的には、5メートル~5.3メートルを使用します。

号数は、数字が大きくなればなるほど竿が太くなり、大物にも耐えられる設計になりますが、太くなるため重さも重くなります。

磯竿の1号や1.5号が使いやすいですが、チヌ釣りにはチヌ専用の磯竿があり0.8号~1.5号が基本になりますが、初心者の方は、1~1.5号をおすすめします!

リール

 

リールは、番手と呼ばれる糸を巻ける量が示される数字があり、2000番、2500番など数字が大きくなるにつれて巻ける量が変わってきます。

2000番~3000番が一番使いやすい番手でしょう。

また、レバーブレーキという機能がついたリールがあり、手元にブレーキがついていて、不意の大物と駆け引きをするときに非常に役に立つ機能になりますが、若干値段が高いのが難点です。

しかし、値段はしますが値段以上の仕事をするので初心者の方も是非レバーブレーキ付きのリールを購入しましょう!

道糸

 

道糸はナイロンラインを使用し、号数は「1.5号」「2号」「2.5号」などありますが、初心者の方は「2.5号」を巻けば、安心してチヌとの駆け引きができるでしょう。

しかし、道糸は細ければ細いほど、チヌに違和感を与えず、喰いつきやすくなるので「2号」でも問題はないです。

ナイロンラインの道糸には海面に浮くタイプの「フロート」海面直下を漂うタイプの「セミサスペンド」沈むタイプの「サスペンド」の3種類あり、それぞれメリット、デメリットがありますが初心者の方は「セミサスペンド」を使用するのが使いやすいですよ!

ウキ止め糸

ウキ止め糸で釣るタナ(魚のいる層)を決めます。

ウキ止め糸は道糸に結んで使用するので、結び方を紹介しておきます。

 

シモリ玉

 

シモリ玉はウキ止め糸とウキの間に付けることで、ウキがウキ止め糸をすり抜けるストッパーとしての役割をします。

ウキ

ウキの種類は円錐ウキと棒ウキがあり、チヌ釣りではよく、棒ウキが使用されますが、ここはあえて円錐ウキを私はおすすめします。

理由として、棒ウキはチヌ釣りでしかほとんど使わないのですが、円錐ウキはチヌ釣りはもちろん、メジナ釣りや真鯛釣りなどオールマイティーに使えるので、棒ウキのアタリに慣れるより、オールマイティーに使える円錐ウキを使ったほうが、他の釣りでも使え、勉強になるからです!

ウキの浮力

チヌはタナが深い所にいることが多い為、ウキの中でも浮力がある「B」「3B」「5B」「1号」の4種類があればほとんどの層をカバーできます。(B→3B→5B→1号の順に浮力があります)

潮受けゴム

 

パーツは小さいですが、非常に大きな役割をするのが「潮受けゴム」です!

スイベルからウキを守る役割と、仕掛けを投入した時仕掛けが絡まないようにする役割と、水中の潮の流れを掴む3つの役割をします。

スイベル

 

道糸とハリスの連結として、スイベルを使用しますが、出来るだけ付け餌を自然に流すため、サイズは「極小」もしくは「小」を使用しましょう。

ガン玉

 

ウキの浮力に合わせてガン玉を使用します。

ウキが「B」ならガン玉は「B」を1個使うと浮力0になり、「2B」ならガン玉「2B」を1個使うと浮力0になるので、組み合わせて浮力0になるようにできるだけしましょう。

浮力が0に近いほど、チヌに違和感を与えることが無く喰わせやすくなります。

 

ハリス

 

ハリスはフロロカーボンを使用し、号数は「1.5号」「1.75号」「2.0号」の3種類揃えておけば大丈夫です!

釣りを1日していると、ハリスも傷んでくるので、2時間に1回、もしくは魚が釣れたら釣れるたびにこまめにハリスはチェックした方がいいですよ!

ハリスも道糸と同様細くなればなるほど喰いつきやすくなりますが、切れやすくもなるため、初心者の方は、最初に「2号」から初め、慣れてきたら号数を落としていきましょう。

長さは「2ヒロ」は取ったほうがいいてすね。(1ヒロは両手を広げた長さで、2ヒロなら両手を往復した長さが2ヒロになります)

ハリ

 

チヌ針の号数は、「1号」~「5号」までありますが、基本の号数は「2号」もしくは「3号」になります。

ハリも小さいほど違和感なく喰いつきやすくなるのですが、初心者の方は、「2号」「3号」「4号」の3種類を揃えれば大丈夫です!

撒き餌の作り方

 

フカセ釣りには撒き餌が必要になります。

撒き餌を撒くために必要な道具は

  1. オキアミ
  2. 集魚剤
  3. バッカン
  4. 水汲みバケツ
  5. 撒き餌ブレンダー
  6. ひしゃく

が必要になります。

撒き餌作りの手順は

  1. バッカンにオキアミを入れ、半分に撒き餌ブレンダーでカットし、半分は原型のままにし、半分は細かくカットします。(事前に解凍しておいてください)
  2. 水汲みバケツで海水を加えて混ぜますが、あまり入れすぎると調整しにくくなるので、少量入れてください。
  3. 集魚剤を入れ、よくかき混ぜます。
  4. 再度海水をいれ、程よい硬さになるまで混ぜる。

以上が手順になります。

撒き餌の撒き方

 

撒き餌は潮の流れで撒く位置が変わってきます。

チヌは底付近に生息しているため、サシエと同調させるのではなく、サシエに撒き餌が被さるイメージで撒きます。

潮上から潮の流れに乗せて、底のサシエに被せますが、潮が流れていない時は、ウキの周りに何回か撒き餌を入れて拡散させましょう!

釣り方

 

まずは仕掛けを作ったら、撒き餌を作ります。

1日の釣りで基本「オキアミ2角」「集魚剤2袋」を基準に考え、エサ取りが多い時は撒き餌も多くいるので量を増やしたり、雨の日は撒き餌が柔くなるので集魚剤を多めにしたりと、状況に合わせて作ります。

使用する付け餌は「オキアミ」が基本ですが、チヌは雑食性のため、人間がたべる「コーン」や「スイカ」などでも釣れるので使用したら面白いですよ!

撒き餌を作ったらタナを取ります。

チヌは底付近がポイントなので、底までの深さを測るのですがタナの取り方は、「タナ取りオモリ」を使用します。

 

「タナ取りオモリ」をハリに付けて沈ませ、ウキが沈めばウキ下より水深が深く、ウキが寝れば水深より浅いということになります。

その動作を繰り返し、ウキ止め糸を調整しながら、ウキがちょうど立つぐらいが底付近と意識しましょう。

タナを決めたら撒き餌を撒いていざ!釣り開始です!

アタリの出方ですが

  1. ウキが沈む
  2. ウキの周りに波紋が出る
  3. ウキの流れが止まる
  4. 潮受けゴムの沈下速度が変わる
  5. 道糸が走る

などがあるので、上のような反応があれば竿を軽く合わせてアタリかどうか確認しましょう!

後はアタリがあれば駆け引きを楽しんで釣り上げましょう!

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最後までご覧いただきありがとうございました!

皆様素敵な釣りライフを…!

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