こんにちは!
今回は、磯釣り人気NO1!メジナ釣りについて紹介していきます。
メジナを釣る時はフカセ釣りもしくは遠投カゴ釣りだけとおもっていませんか?
実はルアーでも釣れるんです!それでは早速紹介していきましょう!
目次
メジナとは?
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メジナは、口太(くちぶと)メジナとクロメジナの2種類あり、特にクロメジナはパワーがあるため非常に強い引きを味わえ、さらには食しても非常に美味しく、そのためか磯の王者とも呼ばれています。
基本的にはメジナと呼ばれて言われていますが、関西、四国方面では「グレ」九州方面では「クロ」とも呼ばれておりスーパーでは「黒目鯛」と言う呼び方で売られていました。
生態
メジナは2月~8月が産卵期です。
居付きのメジナは単体で泳いで、回遊しているメジナは群れで泳いでいます。
生息地は主に岩礁地帯で、色々なサイズのメジナが生息しています。
冬場がシーズンの魚ですが、夏場など水温が上がる時期は磯臭さを放つ魚なので冬のシーズンが美味しくおすすめです!
生息地
日本では、東北から沖縄まで生息しており、台湾や韓国にも生息しているみたいです。
さらに、口太メジナは尾長メジナと比べて低水温に対する適応力が勝り、まれに北海道近辺に生息しています。
一方、尾長メジナは太平洋沿岸に広く生息しており、日本海側と比べると圧倒的に太平洋側の方が数が多くその理由として黒潮の流れが影響しています。
【メジナ】フカセ釣りの仕掛け
メジナのフカセ釣りの仕掛けは基本的に3種類あります。
固定仕掛け
タナ(魚がいる層)が浅い時やメジナの活性が高い時の仕掛けです。
メリット
- メジナのアタリが分かりやすく風が強い時、潮の流れが速い時にウキごと沈めて釣ることで影響を受けずに釣ることができる。
- ウキの浮力がそのままでいいなら、ヨージを外すだけで全遊動仕掛けに変更できる。
デメリット
- 約竿1本(約6m)までのタナ(魚がいる層)までしか探る事が出来ない。
- ウキの浮力を変更するときは仕掛けを作り直す必要があり、撒餌との同調がしにくい。
- 魚を取り込む時ウキを固定しているので取り込みにくい。
固定仕掛け pic.twitter.com/qidAxqV0yw
— 柿たろう (@II0LGbn78Gi2HPn) September 19, 2021
半遊動仕掛け
基本的には固定仕掛けと一緒なのですが、固定仕掛けはウキを固定するのに対し半遊動はウキは固定せずにウキ止め糸と、からまん棒の間はウキを遊動にし、ウキ止め糸でタナ(魚がいる層)を決め釣る仕掛けです。
メリット
- 固定仕掛けと同じく、メジナのアタリが分かりやすい。
- 様々な天候や海の状況に対して対応しやすい。
- 釣竿1本(約6m)の間はタナ(魚がいる層)を自由に変更できる。
デメリット
- 固定仕掛けと同じく釣竿1本(約6m)までのタナ(魚がいる層)までしか探る事が出来ない。
- ウキの浮力を変更するときは仕掛けを作り直す必要がある。撒餌と同調しにくい。
— 柿たろう (@II0LGbn78Gi2HPn) September 19, 2021
全動遊仕掛け
全遊動仕掛けは別名スルスル釣りとも言い、その名の通りウキが道糸をスルスル通る釣り方で、タナ(魚がいる層)が分からないときや、タナ(魚がいる層)が深い時など海中を海面から底の方まで探る仕掛けです。
メリット
- 海面付近から底の方まで探る事ができる。
- ウキに抵抗がないため違和感が少なくハリを喰いこみやすく、撒餌と同調しやすい。
デメリット
- ウキに抵抗がないためウキでのアタリが出にくい。
- 風が強い時などラインの操作が難しい。
— 柿たろう (@II0LGbn78Gi2HPn) September 19, 2021
仕掛け
使用するウキですが、円錐ウキを使用します。
ウキの役割ですが、一般的にアタリをとるためのものと考えられていますが、それ以外に重要な役割として仕掛けをメジナのポイントに届かせたり潮に載せて仕掛けを安定させたりするのが一番の目的で、アタリをとるのは二次的なものと考えた方がいいでしょう。
フカセ釣りの基本浮力は0ですが、0αや00などの与浮力がないウキとG2~2Bなどの与浮力があるタイプに分けられます。
浮力の選び方ですが、風や波がある時は与浮力がないタイプのウキを選び沈めて釣ります。
与浮力があるタイプは、エサ取りが多く、メジナのいる層が深い時などにガン玉を打ち、ウキの浮力を水面ギリギリに調整し釣ります。
与浮力がないタイプのアタリの取り方ですが、ラインにテンションをかけ沈めていきメジナが喰いつくと、ラインが走り竿先に反応があります。
与浮力があるタイプのアタリの取り方ですが、ウキ自体が海中に吸い込まれるアタリやウキがゆっくり沈むアタリなどウキに何らかのアクションがあるので、ウキを注視しましょう。
ガン玉
— 柿たろう (@II0LGbn78Gi2HPn) September 19, 2021
ガン玉はウキの浮力を調整する時や仕掛けが潮の流れなどで馴染まない時に使用します。
メジナはウキの抵抗があると、エサを喰ったときに違和感を感じ、すぐにエサを放してしまう事があります。
そこで前項でも説明したように、与浮力があるウキにガン玉を打ち、浮力を水面ギリギリに設定することで抵抗を無くし、違和感なく喰わせる為にガン玉を打って使用します。
基本的に、ウキにBと表示されてるならBのガン玉1個打てば水面ギリギリの0の浮力になり、2Bと表示されていれば2Bのガン玉1個打てば同じく0の浮力になりますが、その時の潮の状況や海の塩分の濃度、ウキのメーカーや体積などにより若干誤差が生じる場合があります。
— 柿たろう (@II0LGbn78Gi2HPn) September 19, 2021
風がある時は上の図Aに、風は無く流れがある時は上の図Bに、エサ取り魚などが多いときや、メジナの層が深い時などは上の図Cにガン玉を打ちます。
釣り糸
メジナのフカセ釣りで使用する釣り糸の種類はナイロンラインとフロロカーボンがあります。
ナイロンラインは伸びがあり柔らかく、クセがつきにくく、一般的にはリールに巻く道糸として使用されています。
一方フロロカーボンは、ナイロンラインと比べ比重が高く、劣化も少なく、根ずれや摩耗に強いためハリスに使用されます。
道糸・ハリス、共に号数(糸の太さ)があり、号数が細いほど喰わせやすいが反面切れやすくなります。
逆に太いほど切れにくいですが、喰わせにくくなります。
道糸
ハリス
ハリ
がまかつ T1 ファイングレ 68509 鈎 針 バラ鈎 グレ メジナ フカセ
メジナで使用するハリは、グレ針専用を使用しますが、その中でもサイズがあり2号~9号から選ぶのが一般的です。
最低4・5・6号の3種類を持っておけば大丈夫でしょう。
メジナの大きさで針の号数を決めるわけですが、針はメジナが最初に触れる部分であるため、慎重に選んだ方がいいですね!
グレ(メジナ)のサイズに合わせた針とハリスの号数(目安) | ||
グレ(メジナ)のサイズ | グレ針の号数 | ハリスの号数 |
~25cm前後 | 2~5号 | 1~1.5号 |
25~30cm前後 | 3~5号 | 1.2~1.7号 |
30cm~40cm前後 | 4~6号 | 1.5~2.5号 |
40cm以上 | 4~6号 | 2~3号 |
50cm以上 | 6~8号 | 3~5号 |
60cm以上 | 7~9号 | 4~6号 |
ルアー仕掛け
ルアーと言えば普通はエギングやシーバスなど色々な釣りがありますが…、実はメジナもルアーで釣れるんです!
使用するタックルはルアー用のライトタックルで、使用するのはワームですがワームを海藻に見立てる事が重要です!
釣り方は、リグ(ワーム)を潮に乗せ根回りを漂わせます。
その際リールは巻きません。
潮に乗せるためジグヘッドは軽量なものを使用します。
潮に乗せたらラインテンションを張りワームを放置します。
潮の流れでワームを動かすので素材が柔らかいワームを選定した方がいいでしょう。
また、非常に軽いリグ(ワーム)を使用するので遠投が難しい場合があります。
そのような時は、「アルカジックジャパン」のブランドビルダーである藤原真一郎さんが考案した「Fシステム」がおすすめです!
Fシステム
— 柿たろう (@II0LGbn78Gi2HPn) September 19, 2021
ライトタックルなのでメジナの強烈な引きを味わうことができ、フカセ釣りとは違った感覚を味わう事が出来ますよ!
ライン
ルアーで使用するリールの道糸は、PEラインを使用します。
PEラインは引っ張り強度と感度に優れていますが、瀬ずれや耐摩耗に弱い特徴があります。
リーダーはフカセ釣りと同様のフロロカーボンのハリスでいいでしょう。
メタルジグでも釣れちゃう!
ワームでの釣り方を紹介しましたが、ワームだけではなく、なんとメタルジグでも釣れてしまうんです!
釣り方も簡単で、ポイントへキャストして、ただ巻くだけ!
ただ、メジナが表層付近に浮いているときに釣果が多く、メジナの口が小さい為なかなかフッキングしにくいので、使用するメタルジグはできるだけ小さい物を選びましょう!
おすすめメタルジグ
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最後までご覧いただきありがとうございました!
皆様素敵な釣りライフを…!