アイキャッチ画像出典:photoAC
サビキ釣りとはどんな釣り?
出典:pixabay
サビキ釣りは、アミエビをアミカゴに詰めてアジやサバ、イワシなどの魚を寄せて、アミエビと良く似たものがついたサビキ仕掛けに食わせます。難しいアクションは一切必要ないため、ファミリーフィッシングでは定番の釣法となっています。
そんなサビキ釣りは、気軽に誰でも楽しむ事が出来る釣りですが、あるとサビキ釣りがもっと楽しく楽になる便利アイテムがあります。便利アイテムを持って釣りに出掛ければ、魚を触るのが嫌という理由などで釣りに行くのをためらっている彼女や奥さん、お子さんでも、釣りに行きたいという気持ちにさせてくれる事間違いありません。
今回は、そんなサビキ釣りに使える便利アイテムを5個ご紹介します。どれも、あるのとないのとでは快適さに大きな差が出るアイテムばかりなので、ぜひチェックしてくださいね。
サビキ釣りに使える便利アイテムとは?
出典:pixabay
サビキ釣りに使える便利アイテムは様々で、釣りを快適にしてくれるものや、釣った魚を処理するためのアイテムまであります。これからご紹介する便利アイテムを筆者は全て使った事がありますが、本当に釣りがら楽しく、そして楽になった事を鮮明に覚えています。
買って後悔しないアイテムだけをご紹介しますので、まずは便利アイテムにはどんなものがあるのかをご紹介します。
それでは早速チェックしていきましょう。
吸い込みバケツ
吸い込みバケツは、サビキ釣りをするなら絶対に持っておきたい便利アイテムです。サビキ釣りは、上かご仕掛けもありますが、基本的には仕掛けの一番下の部分にアミエビを入れるカゴが付いています。
いつもなら手や割りばしなどでかごに詰めていたアミエビを、吸い込みバケツに入れるだけで一発でかごに詰める事が出来ます。
手返しが格段に良くなり、手が臭くなる心配も少なくなるため、ファミリーフィッシングを楽しむならぜひとも持っておきたいアイテムですよ。
吸い込みバケツで気を付けたいポイント
吸い込みバケツは非常に便利なアイテムですが、かちかちに凍っているアミエビのままでは使用する事が出来ません。吸い込みバケツが真価を発揮するのは、溶けたアミエビのみです。
釣具店で解凍されたものを買うか、釣り場に着いたら一番に海水につけて解凍するなど、事前の準備はきちんと行っておきましょう。
解凍する際は、アミエビのブロックを細かく砕いておくと比較的早く解凍する事が出来るので、ぜひ覚えておいてくださいね。
フィッシュグリップ
フィッシュグリップは魚を掴むためのアイテムで、魚に直接手を触れなくても済むため一つ持っておくと様々な釣りに使えて非常に便利です。
サビキ釣りではアジやサバ、イワシなどがよく釣れますが、時にゴンズイやアイゴといった毒を持つ魚が釣れる事もあるため、安全面を考えて持っておく方が良いです。
フィッシュグリップは特に女性の方に人気が高く、魚を直接触って手が生臭くなるのが嫌という意見をこれまでたくさん聞いてきました。
ファミリーフィッシングで奥さんやお子さんが魚に苦手意識を持っているなら、ぜひフィッシュグリップを導入してみてくださいね。
フィッシュグリップで気を付けたいポイント
フィッシュグリップの形状は基本的に、トングの様な形状のものが多いです。そのため、暴れる魚や滑りやすい魚を掴む時はついつい力が入りすぎてしまうのですが、思い切り魚を掴むと魚体を激しく傷つけてしまいます。
食べる場合は構いませんが、リリースする場合などは掴む力には十分に注意する様にしましょう。また、百円ショップにあるトングなどを釣り用に使えるのではと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的にはやめておいた方がいいです。
筆者も経験がありますが、すぐに錆びてしまったり、無理な力が加わって変形して壊れてしまったりと、釣りには向かないなと痛感しました。
フィッシュグリップは、釣り専用のものを使う事をおすすめします。
プライヤー
プライヤーは、魚の口から針を外す際に使用するアイテムで、フィッシュグリップと合わせて使うと手を汚さずに針から外す事が出来ます。
プライヤーもゴンズイやアイゴなどの毒魚が釣れた時には必須アイテムなので、フィッシュグリップとセットで揃える事をおすすめします。
魚が針を飲み込んだ時にもプライヤーは活躍するので、ぜひとも持っておきたいアイテムですよ。
プライヤーで気を付けたいポイント
プライヤーには様々な種類があり、針を外す専用のものや、スプリットリングと呼ばれるルアーなどについている小さなリングを取り外しする専用のものなど、用途は様々です。
サビキ釣りで使用する場合、スプリットリングを取り外しする機会は一切ないので、掴む部分がロングタイプになっている針を外す専用のものがおすすめです。
購入する際は、形状や用途など、細かなポイントまでチェックする事をおすすめします。
コマセスプーン
コマセスプーンは、アミエビをかごに詰めるためのアイテムです。吸い込みバケツがあれば不要な事もありますが、アミエビが溶けきっていない状態では吸い込みバケツは使いにくいため、コマセスプーンを使って詰める事となります。
また、コマセスプーンでアミエビをつついてアミエビを細かくし、解凍を早めるといった事にも使用する事が出来るので、一つあって損はありません。
筆者はサビキ釣り以外でも、カゴ釣りというオキアミをかごに詰める釣りでもコマセスプーンを使用しています。やはり、あるのとないのとでは楽さが違うので、ぜひとも使っていただきたいアイテムです。
コマセスプーンで気を付けたいポイント
コマセスプーンを使う場合、単純にスプーンの様な形状をしたものと、親指で押し込む事でかごにアミエビを押し込む事が出来るスプーンがあります。この場合は、親指で押し込む事が出来るスプーンを使用する事を強くおすすめします。
意外とスプーンにひっついてかごにすんなり入ってくれない事があるので、親指で押し込む事が出来るのは非常に大きなメリットとなります。
かなり楽になるので、ぜひ参考にしてくださいね。
魚を絞めるハサミ
魚を絞めるハサミは、形状的にはキッチンバサミをイメージすると分かりやすいです。サビキ釣りでは大量に魚が釣れる事が多いので、一匹一匹魚を絞めるのは大変です。
そんな時に便利なのが魚を絞めるハサミです。魚の骨ごと断ち切る事が出来るので、スピーディーに絞める事が出来ます。魚をさばく事にも使用出来るので、釣り場でもお家でも便利なアイテムですよ。
魚を絞めるハサミで気を付けたいポイント
魚を絞めるハサミを使う際は、力んでしまって手などをケガしない様に気を付ける事が大切です。特に小さなお子さんなどにさせる場合は、目を離さずに付き添ってあげながら作業を行う様にしましょう。
強力な分ケガもしやすいので、気を付けながら使用してくださいね。
おすすめ便利アイテム5選!
出典:pixabay
ここまで便利アイテムについてご紹介してきましたが、ここからは各便利アイテムのおすすめのものを紹介します。
どれも人気の高い便利アイテムなので、きっと気に入っていただける事間違いありません。それでは早速チェックしていきましょう。
第一精工:すいこみバケツ
第一精工から販売されているすいこみバケツは、サビキ釣りをする際には定番と言われているアイテムです。堤防で見かける事も多いアイテムなので、ファミリーフィッシングをされる方にはぜひとも使っていただきたいアイテムです。
使用後はきちんと洗っておかないとアミエビで臭くなるので、注意してくださいね。
第一精工:ワニグリップMC
第一精工から販売されているワニグリップMCは、魚をしっかりとホールドする事が出来るギザギザがついたフィッシュグリップです。
滑りやすい魚でもしっかりとホールドしてくれるので、とても使いやすくなっていますよ。ギザギザがあるため、強く魚を挟みすぎない様にだけ、注意してくださいね。
プロックス:針はずしプライヤー
プロックスから販売されている針はずしプライヤーは、魚から針を取り外ししやすい様に設計されたアイテムです。
魚が針を飲み込んだ際にも対応できるので、ぜひとも使ってみてくださいね。
プロマリン:ワンタッチスプーン小
プロマリンから販売されているワンタッチスプーン小は、アミエビの詰め込みやすさが秀逸なアイテムです。
アミエビをかごにしっかりと詰める事が出来るので、魚をしっかりと寄せて釣る事が出来ますよ。価格の安さはさすがといえますね。
ささめ:ヤイバ魚絞めマルチシザース
ささめから販売されているヤイバ魚絞めマルチシザースは、硬いぶぶんもなんなく断ち切れるパワーが自慢のアイテムです。
錆びにくいステンレスを採用しているので、海での使用にはもってこいですよ。筆者もイチオシのアイテムです。
便利アイテムを揃えたらサビキ釣りに出掛けよう!
出典:pixabay
便利アイテムは、あるのとないのとでは本当に差が大きく出ます。特に、魚をたくさん釣る事が出来るサビキ釣りでは、より顕著に効果が表れるので、ぜひその効果を実感してみてくださいね。
便利アイテムをつかサビキ釣りがより楽しくなっていただけたら幸いです。